【子どもを褒めるということ】想像力豊かに育ってほしいと願い心がけていること

子どもの成長はどんな些細なことでも喜ばしく、親に幸せを与えてくれます。

できないことができるようになったり、素敵な作品を見せてくれたりしたときには目いっぱい褒めてあげたいと思うのが親心。
しかし、この「褒める」がなかなか難しいときもあります。
褒めるポイントってどこなんだろう。どのように伝えたら良いのだろう。私はそう悩むことがあります。

私が特に考えてしまうのが、子どもの描いた絵に対しての褒め方です。

私なりに調べた「褒める」ということのメリットや、普段気をつけていることをまとめたいと思います。

子どもを褒めて伸ばしたい

褒めて伸びるタイプ 叱られて伸びるタイプ よくこんなことを耳にします。

それで言うと、子どもはみんな褒めて伸びるのではないでしょうか。

正確に言うと、正しい褒め方をすれば子どもは伸びると考えられています。
あかちゃんが初めて歩いたとき、誰もが褒めたくなるのではないでしょうか。
でも、歩く走るが当たり前にできるようになった幼児に対して、ただ歩いたことを毎回褒めることはないと思います。
このように色々なことを「褒められるためだけにやろうと思ってしまったらどうしよう?」
「褒められないとやらなくなってしまったら?」など、私も考えたことがあります。

大切なのは、正しい褒め方です。

子どもを正しく褒めれば、子どもはどんどん伸びていきます。

「褒める」ことは「認める」こと

褒めるということは、子どもを認めるということです。

子どもは褒められることが大すき。褒められると嬉しくなってどんどんやる気を出したり、素直に話を聞いてくれたりします。大人だってそうですよね。
大すきな大人に褒められる=認められている ということが子どもに大きな影響を与えます。

褒めるということは、子どものことを信じて認めていると伝えることと同じだと思います。
自分は信じてもらえている、という自信が子ども自身を支えてくれます。
その結果 自主性が育ち、何事も前向きにチャレンジできるようになります。

そして、自己肯定感が養われます。
自分自身の存在価値を感じ、自分を大切に想います。
その結果、周りの人に対しても思いやりを持つことができるようになります。

また、褒められることで自信を持てるようになるとポジティブ思考になるので、物事を前向きに捉えることができます。
自分の気持ちをしっかり主張することもできるようになっていきます。
前向きな考えや、自己主張がしっかりとできることは、生きていくうえでもとても大切なことです。

子どもを褒めると
  • やる気が出る
  • 素直に話を聞く
  • 自分に自信が持てる
  • 自主性が育つ
  • 前向きになる
  • 自己主張ができるようになる

失敗を恐れないチャレンジ精神が育つ

褒められて自信がつくと、積極性が生まれます。
失敗しても、また次にチャレンジすることができるのです。
これが、1番大切なことではないかなと感じています。

褒めること同時に、失敗することの大切さも日々教えるようにしています。
失敗を恐れず、何事にも挑戦する人に育って欲しいと思い、繰り返し伝えるようにしています。

褒められずに育った子どもは失敗すると自分を卑下したり責めたりし、やる気が出ないことも。いつまでもクヨクヨしてしまい前に進めないこともあるかもしれません。
子どもは基本的に切り替えが早い子が多いと思います。
失敗をしても次に繋げられる経験に変えてあげられると良いですよね。

これからの未来を強く生きていく子どもたちの為にも、失敗を恐れないチャレンジ精神を育んでいきたいです。
その為にも、褒めることはとても大切です。
褒められたい!褒められて嬉しい!という気持ちが、やる気につながります。

褒めるときに気をつけていること

褒めるポイントを見つけることが悩みになることもあると思います。

私が特に悩むのは、子どものお絵かきに対してです。
みなさんは子どもの作品に対して、どんな風に声掛けをされているんだろうとよく考えます。

子どもの描いた絵に対してよく使っていた褒め言葉が、「上手だね」という言葉でした。お絵かき以外でもよく使う褒め言葉ではないかと思います。
しかしこの「上手」という言葉が、子どもの絵を一方的に評価しているように感じ、これでいいのかなと考えてしまうことがありました。

そして、「上手」という言葉よりも、「好き」だということを伝える方が良いのではないかと考えました。
上手い下手ではなく、子どものお絵かきをどんなものでも認めてあげられる言葉が良いのではないかと思います。
表現することを楽しみ、想像力豊かに育って欲しいと願い、そんな言葉掛けを心掛けています。

これは保育園の先生にお話を聞いてみたり、育児書などを読んでみても同じようなことが言われていました。

上手という言葉だけではなく、具体的に声掛けをしてみること。
『赤い色で塗ったんだね』
『きれいな形だね』
『ママ、この絵すきだな』
そんな言葉かけをするように心掛けています。

つい『上手だね!』という言葉が出ることもしばしば。
最近はそこはあまり気にせず、上手だと思ったら上手と伝えても良いのかなと思っています。
誰だって上手と言われたら嬉しいですもんね。
でもあまり言いすぎると、上手と言わなかった時に
上手じゃない?上手く描けなかったー
などと言うこともあるので、バランスが大切かなと感じています。

あなたの絵がすき!ということを伝えることを1番大切にしています。

子どもの個性を見つけて褒める

どんな子でもその子なりの個性があり、良さがあると思います。

また、物事には色々な見方があります。
つい一方的な見方になりがちですが、悪いところだけでではなく多面的に見つめ、その子なりの個性を見つけそこを褒めて伸ばすことができたら良いなと思っています。

子どもの個性を見つけて褒める。
そしてその個性を活かして色々なことに挑戦していって欲しいと願っています。

【まとめ】愛を込めてたくさん褒めてあげたいですね

私なりに調べたことや感じたことを書いてきましたが、何よりも大切なことは愛情を込めて伝えることだと思います。

淡々と褒めるだけではなく、気持ちを込めて伝えられたら素敵ですよね。
愛を込めて褒めてあげれば、子どもにもしっかりと伝わると信じています。

生まれてきてくれただけで奇跡。
愛を込めてたくさん褒めてあげたいですね。

最後まで読んでくださり、ありがとうございます。

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